中学生作文

例文集

このページは中学生のための作文例文集です。

 

11回目は、「常識」です。

 

問題 

自分が常識だと思っていたことが、他人や集団にとっては違ったことがあるか、体験を書いて自分の意見を書く

 

序論

[一段落目] 自分の体験を示す

 

本論

[二段落目]具体的なエピソード①

 

[三段落目] 具体的なエピソード②

 

結論

[四段落目] 結論・まとめ、自分の考え

  

 

例文1

 

小学校の時、僕は転校しました。そして、学校や地域によって「普通」というのは結構変わるもんなんだということを知りました。それは、遊びのルールであったり、学校生活でのルールであったり、いろいろありました。

 

一番最初に衝撃を受けたのは、ジャンケンの際にかけ合う言葉でした。引っ越し前に僕がいた地域では、ジャンケンの時には必ず、「最初はグー!」と言っていましたが、転校した先でクラスメートとジャンケンをしようとしたら、「出さなきゃ負けよジャンケンポイ」と叫ばれました。出さないと負けになってしまうというそのルールに直面して、これでは参加しない権利が侵害されてしまうではないかと、少なからずストレスを感じ、ジャンケンをする際には思わず緊張してしまう日々が続きました。また、今まで「最初はグー」と言っていた人間が、「出さなきゃ負けよ」と自ら言い出すのはかなり気恥ずかしいものがあり、積極的にジャンケンを呼びかけることができなくなってしまいました。

 

普段の遊びについても、それ以前の「普通」とはかなり異なっていました。前の学校では、球技といえば野球かドッチボールで、休み時間はドッチボール、放課後は空き地で野球というのが僕の日常でした。しかし、転校した先では、休み時間も放課後も、みんなサッカーでした。少年野球に入っていた僕は、転校しても野球は続けようと思っていたのに、引っ越した先には野球チームなどなく、サッカーチームしかなかったのです。小学生にとって、活躍できるスポーツの場を失うというのは、アイデンティティーの喪失といってよく、しばらくの間は暗い毎日を過ごすことになりました。

 

しかし、いつまでもストレスを感じ、暗く打ちひしがれているわけにもいきません。「出さなきゃ負け」なら出さなきゃ負け。野球よりサッカーの方がかっこいいというならサッカーをやるまでです。「郷に入ったら郷に従え」といいますが、異なるルールの下にある新しい環境においては、そのルールに従わないと、非常に生活がしづらくなります。転校して二か月もすると、僕も新しい「普通」に慣れ、開き直って「出さなきゃ負けだぞジャンケンポイ!」と叫ぶことができるようになりました。ルールが変われば正しさは変わるものです。自分の常識に縛られることなく、その場その場のルールに順応することが生きる力だと僕は思います。

 

 

例文1  

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