中学生作文

例文集

このページは中学生のための作文例文集です。

 

10回目は、「言葉と〇〇」です。

 

問題 

「言葉と〇〇」の〇〇に何か言葉を入れ、自由に自分の意見を論じなさい。

 

序論

[一段落目] 「言葉と文明」について

 

本論

[二段落目]提示した考えの反証を示しながらも、それを克服して意見を強化する。

 

[三段落目] 自分の意見を発展させたり、関連する別の意見を示すなど、話を展開させる。

 

結論

[四段落目] 結論・まとめ

 

 

例文1

 

僕たち人間は、鳥のように空を自由に飛ぶ翼も、魚のように水中で呼吸のできるエラも、肉食獣のように獲物を倒して捕まえる強力な筋肉や爪や牙も、みんな持っていません。人間の身体能力は突出したものが何もなく、とても中途半端なものだと思います。そんな人間を他の動物と比べた時、圧倒的に優れていると言えるのが、言葉による伝達と思考の能力です。これらの能力のおかげで人間は、他の動物たちを圧倒する文明社会を作ることができました。言葉が人類の繁栄をもたらしたわけで、言葉を持っていることが人間を人間たらしめている人間の特徴なのではないでしょうか。

 

もちろん、犬でも猫でも、他の動物たちだって仲間同士でコミュニケーションはとるし、猿や鯨のように高い知能を持っていると言われる動物たちの鳴き声は、人間の言葉と同じ働きを持っているようです。だから、人間だけが言葉を持っているとは言えないのかもしれません。それでも、そうした動物たちの言葉は人間の言語のように、たくさんの単語と文法を持った複雑なものではないようです。多分そのために人間ほど複雑な情報交換や思考ができず、文明を築くことができないのではないでしょうか。

 

ただし、僕たちと同じ人間でも、文明化されていない未開社会の人たちの暮らしは、服も食事も家も簡単なもので、動物たちを圧倒する力を持っているとは言えず、自然の中で他の生き物たちと対等の付き合いをしているようです。彼らも言葉を持ってはいますが、文明はありません。ですから、言語を持っているだけでは他の動物に比べて傑出した力を持っているとは言えないのかもしれません。でも、言葉がなければ文明が生まれないことは確かです。特に、古代のエジプトやメソポタミアやインドや中国のように、文字を持つようになった社会は必ず文明化するようです。言葉は文明社会が生まれるための種のようなものと言った方がいいのかもしれません。

 

人間に社会と文化を作らせ、文字を生み文明を築かせた言葉こそ、自然界の中で人間が持っている最大の武器だと僕は思います。

 

 

例文1  

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