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小論文例文集 このページは中高生のための小論文の例文集です。 17回目は、「九条改正」です。 |
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問題 日本国憲法の九条は以下のように平和主義、戦争放棄を定めている。 第二章 戦争の放棄 第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 一方で、日本には自衛権を行使するための組織として自衛隊が存在し、これが多くの憲法学者から憲法違反と指摘されている。自衛隊が憲法違反の組織と考えられる曖昧な状況を正すため、憲法を改正しようという意見があるが、この考えに対しあなたの意見を述べなさい。 参考記事① 憲法改正をなぜするかわかりやすく解説!今したがる理由や必要性・他国との比較についても
| 体感エンタ! (taikan-enta.info) 参考記事② 日本国憲法の平和主義は他国の平和主義とどこが違うのか
| 憲法道程
(kenpoudoutei.com) 参考記事③ 「押し付け憲法論」を明らかに嘘だと批判し反論できる15の理由 | ページ 2 | 憲法道程 (kenpoudoutei.com) 参考記事➃ 日本国憲法は平和憲法ではない - 未来に予想される戦争と敗戦
(hatenablog.com) 序論 [一段落目] 過労死についての話題の要約 本論 [二段落目] 対立する意見への譲歩&自分の意見の提示 [三段落目] 意見の展開(自説の根拠・理由) [四段落目] 文章の締め・まとめ 例文1 <意見① 憲法九条の改正(賛成派)> 日本は戦後七〇年間、平和条項と言われる憲法九条のおかげで戦争に巻き込まれることがなかったと言う人がいる。いいやそうではない、世界最強の国アメリカに守られ、世界九位の武装組織である自衛隊があったから安全が保障されていたのだと言う人もいる。それも違う、いざとなったらアメリカは日本など守らず自国の利益のために行動するし、自衛隊は軍隊として認められていないため行動が制限されていて、いざとなったら役に立たないと言う人もいる。どれが正しいのだろうか。 確かに、平和を求めることは必要だ。戦争は起きてほしくない。誰でもそう考える。だから、日本に限らず世界中で一五〇か国以上の国が憲法に平和主義条項を載せているらしい。当然、日本の憲法も平和主義でいくべきだ。しかし、その条項は侵略戦争を否定すれば足りる。一切の武力を持たないなどという現実的に守れない約束など、憲法に記しておくべきではない。実際、日本は自衛隊という強力な武力を保持していて、守れていないのだから、憲法にはもっと実現可能な平和規定を記載するべきだ。 日本国憲法は、敗戦国の日本が戦勝国のアメリカから与えられたものだ。憲法はふつう、国民が政府の行動を監視して縛っておくためにある。でも、その政府を縛り監視する憲法の制定者が、日本においては国民ではなくアメリカになっている。現在も、日本はアメリカの間接統治下にあって、アメリカの国益に反する行動は、事実上できない。それでもいいと考える人たちは、きっとこの世界でアメリカが永遠に世界一の大国として君臨すると信じているのだろう。でも、栄枯盛衰、アメリカだっていつかは必ず衰える。世界は様々な国家間の対立にさらされて、日本も紛争に巻き込まれる。そんな可能性だってあるのだ。日本人自身が主体的に自分の国のあり方を決めなければ、私達もいつか滅びる。今すぐではなくてもいいが、九条に限らず、自分たちの憲法を自分たちで考えていくことは不可避な努力だ。 平和も、民主主義も、人権制度も、永遠に続くことが約束されているわけではない。人々が主体的に守ろうとしなければ、その衰退をとどめることはできない。憲法改正の積極的な議論は、日本人が自らそれを維持していくためにも必要な活動だと私は思う。 例文2<意見② 憲法九条の改正(反対派)> 2015年に平和安全法制が衆参両院で可決され、それまで否定されていた集団的自衛権を部分的に認める憲法解釈が、内閣だけでなく、日本の最高機関の国会でも採用されることになりました。この法案については、憲法に違反すると言う理由で、多くの学生や市民運動家や文化人が平和を守れ、憲法を守れ、と言って批判していました。しかし一方で、軍隊の保持と、国の交戦権を否定する憲法九条は、自衛隊の存在と活動を認めない非現実的条項なので、そもそもこちらを改正すべきだと言う意見もあります。では、日本は憲法九条をどうするべきなのでしょう。 確かに、日本国憲法は敗戦後にGHQの占領下でアメリカに強制された憲法で、日本人自身が作成したとは言い難い面があるので、国の最高法規がそんなことでいいのかという疑問が持たれるのは理解できます。また、最近は中国や北朝鮮の脅威が強まって、平和主義だけでは平和を守れない現実もあるので、もしも自衛隊が違憲なら、今の憲法九条は改正すべきなのでしょう。しかし僕は、自衛隊は合憲だし、先の平和安全法制も合憲だと考えているので、憲法改正をする必要はないと思います。 日本国憲法は国際紛争を解決するための軍隊と交戦権は否定しています。自衛隊がこれに該当する軍隊なら違憲になりますが、現実の自衛隊は、日本の領域内で行われる非合法な武装活動から国民の生命と財産を守るための準警察組織です。相手がテロ組織であれ、国家であれ、非合法な暴力行為を警察が取り締まるのは当然です。一方で、軍隊ではないため、自衛隊には軍隊としての活動と見なされるような行動が非常に強く制限されています。よって自衛隊は、憲法九条に反する組織ではなく、むしろこれを遵守する平和主義の象徴なのです。この平和な組織と制度は、世界に輸出していく価値さえあると思います。また、憲法は国家の理想や国民の生き方を示す聖典のようなものではなく、権力の暴走から国民の人権を守るため国家にはめた足枷のようなものに過ぎないと思うので、日本人自身による憲法の作成などにこだわる必要も感じません。 以上の理由により、憲法九条は改正する必要などなく、逆に自衛隊とセットにして世界にアピールしていくべきものだと僕は思います。 |
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例文1 <意見① 憲法九条の改正(賛成派)>
例文2<意見② 憲法九条の改正(反対派)>
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