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小論文例文集 このページは中高生のための小論文の例文集です。 11回目は、「沖縄基地問題」です。 |
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問題 「沖縄新基地建設問題」に関する解説記事を読んだ上で、この問題について、自分の意見を書きなさい。 (800字~1000字) 記事本文 【 #知らない沖縄 】いまさら聞けない沖縄新基地建設問題 7つのポイント | POST (sealdspost.com) 序論 [一段落目] 話題の導入&問題提起 本論 [二段落目] 対立する意見への譲歩&自分の意見の提示 [三段落目] 意見の展開(自説の根拠・理由) [四段落目] 文章の締め・まとめ 例文1 <沖縄基地問題①> 現在、沖縄県にあるアメリカ軍の普天間基地移設問題について、政府と沖縄県の意見が対立している状態にあります。普天間基地は周辺に住宅地や学校が広がり、世界で一番危険な基地と呼ばれています。日米両政府の協議により、普天間基地は日本に返還されることが決まっており、その代わりの基地をどこへ移設するかが、国と県との争点です。国は沖縄県内の名護市辺野古へ移すことをアメリカと約束しているのですが、現在の沖縄県知事は県外への移設を国に求め、移設作業は中断しています。 確かに、沖縄県民の立場に立てば、新しい基地は県外へ移設するべきだと思います。沖縄県は戦後しばらくアメリカの占領下に置かれていて、日米安全保障条約により、日本へ返還された後もずっと、日本にある米軍施設の七五%が残ったままです。全国の中で沖縄の負担だけが突出していて、非常に不公平な状況です。事故の危険にさらされているだけでなく、米軍関係者による犯罪もしばしば起きており、なぜ沖縄だけがそんな状況に我慢し続けなければならないのかと、県民なら思って当然です。しかし、日本は今、中国との間で尖閣諸島の領有問題を抱えています。また、北朝鮮のミサイルが日本の近海に撃ち落されるなどの事件もありました。アメリカとの同盟関係は維持していったほうがよく、米軍基地はやはり必要に思えます。 日本の安全を守っていくために米軍基地が必要だとしても、それが沖縄でなければならないということにはならないはずです。将来的には日本の別の都道府県で沖縄の負担を分担して背負うべきでしょう。ただ、危険だと言われている普天間基地を早急に無くすこと、中国の海洋進出への緊急の対策、沖縄経済の米軍基地への依存、他の都道府県の受け入れ態勢ができていないことなどを考えると、今は辺野古への移設が最も現実的に思えます。政府は、将来的に沖縄の他の米軍施設を日本本土で負担すると約束し、今回は辺野古への移設を受け入れてもらうという形で説得していくべきではないでしょうか。 沖縄だけに負担を強いる状況には何の正当性も感じられません。ほかの都道府県民も、痛みを分け合う覚悟をするべきだと思います。 例文2<沖縄基地問題②> 沖縄は、太平洋戦争の末期に日本の本土では唯一戦場になった土地であり、その後数十年にわたってアメリカに占領されていた。現在、日米安全保障条約に基づいて日本に設置されているアメリカ軍の基地の七五%がその沖縄にある。米軍基地の周辺では、航空機の騒音や事故、米兵による犯罪が問題となる。基地が多ければ、それらの問題の発生率も高くなるのだから、沖縄県民がこれに不満を持つのは自然なことだ。 確かに、日本の周辺には、クリミア半島を武力で奪ったロシア、たくさんの日本人を拉致した過去を持ち核ミサイル実験を繰り返している北朝鮮、そして南シナ海を自国の領海と勝手に主張して軍事基地を作り、日本の尖閣諸島の領有も狙っている中国など、危険な国が多いため、アメリカとの同盟やその軍事基地が必要であることは理解できる。特に、日本は憲法九条で戦力の不保持が定められているため、自衛隊の行動は強く制限されているのだから、アメリカの力がなければ国を守りがたいのは事実だ。だから、立地的にも中国に睨みを利かせられる沖縄の米軍基地が必要なのだろう。しかし、だからという理由で沖縄県民は永遠に現在の不公平な状況に耐え続けなければいけないのだろうか。騒音と事故と犯罪におびえ続けなければならないのだろうか。日本国内の他の都道府県で、もう少し同じ痛みを共有することはできないのだろうか。 問題となった普天間基地の代わりとなることが予定されている辺野古の海岸は、サンゴが広がりジュゴンが生息するそうだが、地元の人たちが故郷の土地を愛し、誇りを持つことは、何も間違ったことではない。沖縄は経済的に米軍基地に依存しているとも言われるが、美しい海や古い歴史を持つその地は、米軍キャンプがなければなかったで、より一層の観光客も見込めるだろうから、いなくなってくれるならその方がいい。にもかかわらず、痛みを共有しようとしない他の日本人が、国防のために沖縄だけに犠牲を強いるのは不当な要求でしかない。 国防はもちろん大事だが、沖縄県民が故郷を守るために基地建設に反対するのは正当なことだ。主張を続けなければ、誰もその痛みを創造しようとしないのだから。 |
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例文1 <沖縄基地問題①>
例文2<沖縄基地問題②>
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